【事例】山梨県小菅村

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小菅村が抱える課題

小菅村は人口約700名(約330世帯)、高齢者率45.9%(2020年10月時点)であり、市街地から離れた山奥に位置する過疎地域です。村内にはコンビニも無く小型商店が1店舗あるのみで、スーパーに買い物に行くには、車で片道約40分かけて隣町まで行かなければならないため、買い物弱者問題が深刻化しています。また村内には古くからの診療所が1つあるだけで、総合病院や検査のためには隣町まで通う必要があります。

新スマート物流SkyHub®の導入
(実施主体:㈱セイノーHD、㈱エアロネクスト、㈱NEXT DELIVERY)

村内に空き家を活用した物流倉庫兼拠点(ドローンデポ®)を設置し、2021年4月からドローン配送と小菅村の隣の都留市にある地元スーパーの食料品・日用品の買物代行を試験的に開始し、日常的なコミュニケーションを通して村民の理解を深めながら、頂いた声を反映し、本格サービスに向けて改善と磨きこみを実施していきました。

2021年11月からは「ドローン配送を含むオンデマンド配送サービス」と、「地域のスーパーと連携した買物代行サービス」の2つのサービスを有償化、定期化し、本格的な社会実装を開始しました。

民間初の商用サービスを開始

2022年1月末時点でドローン配送実績230回 お買物代行サービス実績454回。

ドローンデポ®とは

既存物流とドローン物流との接続点に設置されるドローン配送のための倉庫で、荷物をドローン配送できる仕組みを持つ倉庫。新スマート物流SkyHub®における拠点となる。
→小菅村では以前商店だった空き家を活用しています。

ドローンスタンド®とは

ドローン物流の起点および終点に設置されるドローンの離発着のための設備。
→小菅村では11ヶ所設置しています。(2022年2月末現在)

実施中のサービス

オンデマンド配送サービス

アプリから、食料品や日用品が最短30分前まで注文ができるオンデマンド配送サービス。日・祝日以外10時〜17時で営業中。配送料金1回300円。小菅村ではお客様は300アイテムある食料品、日用品から商品を選び、30分間隔に設定された16スロットの配送枠から配送希望時間枠と配送先のドローンスタンド®を選択して注文。お客様が指定したドローンスタンドへ、最短30分でお届けします。配送料は1回300円。基本はドローン便でお届けだが、天候等の事情でドローン便が難しい場合はおクルマ便による陸上配送でお届けします。

地域の商店と連携した買物代行サービス

専用アプリで買物した地域の商店やスーパーなどの商品や飲食店の出前が、希望日時に個宅に届く買物代行・配達代行サービス。地域の商店のDX化支援の取り組みでもあり、モールEC型で展開するネットスーパー&フードデリバリーサービスです。小菅村では、近隣地域にある地元スーパーの約1,000アイテムの食料品、日用品から商品を選び、2時間間隔に設定された時間枠から希望時間枠を選択して注文。配送料は300円。正午までの注文を当日中にお届けします。

その他のサービス

小菅村においては、新スマート物流SkyHub®の社会実装の一環として、バス会社、物流会社各社の協力も得て、貨客混載や共同配送の試験的に開始するなど、様々な取組みを実施しています。

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